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Blog「ギターもウクレレも」

クラシックギターとウクレレを演奏したり教えたり。逗子 横浜 渋谷 宮崎台。一人でも多くの方に楽器の楽しさを知ってもらえるように奔走中!

【無料楽譜】室内の小品-トレモロ練習曲【Uk.】

2020.4.18
前回に続き、ちょっとマニアックな曲をシェアしたいと思います!
本当はセミナーでみんなと練習したいなあと思っていた曲(トレモロ)ですが、こんな状況ですのでそれは落ち着いた頃にでも^_^


動画

今回はN.パガニーニの『室内の小品(トレモロの練習)』という曲です。



バイオリンの鬼才、パガニーニ

N.パガニーニ(1782-1840)はイタリアのバイオリニスト、作曲家です。

パガニーニはギターも嗜んだようで、いくつか曲が残っています。

「パガニーニの演奏技術は、悪魔に魂を売り渡した代償として手に入れたものだ」と言われるほどの超絶技巧の持ち主で、バイオリンのオリジナル曲なんか聞くとシンプルに「やばそう」と感じます。

そんな悪魔が作ったギターのトレモロの練習曲ですが、意外と弾きやすいです・・

なのでトレモロの入門にピッタリ!

今回はそれをウクレレ用にアレンジしました。


楽譜

こちらの楽譜は著作権切れ(PD)のため、無料でダウンロードしていただけます^_^
PDF楽譜はコチラ!
室内の小品 室内の小品2

運指(左手の指使い)もがんばって記入しました!
(この作業が地味に1番ツラい。と毎回嘆いてスミマセン)

AセクションとBセクションのメロディの箇所は、TAB数字を少し大きくしました。(よく見てね)


曲の構成
 
A(テーマ)→B(アルペジオ)→C(トレモロ)と進んでいきます。
(ギターのオリジナルとは少し進行を変えてあります)

今回は親指ピッキングではなく、親指(p)人さし指(i)中指(m)薬指(a)の4本を使用して弾くアレンジにしました。

普段、親指しか使わないという方も是非チャレンジしてみてください!

良い練習になりますよ。


奏法
 
○Aセクション
基本的にはp指を4弦に乗せて弾くと右手が安定するかと思います。

○Bセクション
ここも p指を4弦に乗せてアルペジオしていきます。
a指がメロディになっています。

○Cセクション
いよいよトレモロ!
p,a,m,iの順で弾いていきます。
最初はゆっくり練習しましょう。
p指の低音でリズムをとり、かつその低音の中にメロディを収めるようにして弾くと綺麗なトレモロになります。


練習譜例

4フィンガーとトレモロに関しては、『定番曲を弾きながらウクレレがグングン上手くなる本』のLesson28と30に登場します。


その時にBlogで公開したコツや練習譜例もご活用ください^_^
・Lesson28(フィンガーアルペジオ)
・Lesson30(トレモロ)


最後までありがとうございます!!


  1. 2020/04/18(土) 14:33:19|
  2. ■無料楽譜
  3. | コメント:2

【ウクレレ無料楽譜】ニ長調のワルツ(F.タレガ)

2020.4.11
感染症問題により、自宅待機を余儀なくされている今、日頃から応援して下さっているみなさんに何か提供できればなと思い、ウクレレアレンジ楽譜を無料でシェアしたいと思います^_^

「楽譜なんて配布して、また練習させる気かよ!
というツッコミは甘んじて受け入れます。


動画

F.タレガ作曲『ニ長調のワルツ』というクラシックギターの曲です。

耳馴染みの良いメロディが、軽快なワルツのリズムにノって流れていきます。

初めて聴く人でも「知らない曲だけどなんか、いいね」と言ってもらえる事が多いです。

ちなみに横文字タイトルのvalsは”ワルツ”の事で、enは”の”、Reはそのままドレミの”レ”です。

実は日本でお馴染みの”ドレミ〜”はスペイン語なのです。

ただ、ウクレレではニ長調ではなくト長調になっています。

つまりVals en Sol ですね。。。


ニ長調のワルツ(F・タレガ)

F.タレガはスペイン生まれの作曲家・ギタリストです。

たくさんのギター曲を残していますが、とりわけ有名なのが『アルハンブラ宮殿の想い出』です!

あのアルハンブラを作曲した、"名作曲家"の作品をウクレレで弾けると思うと俄然やる気が出てきますよね^_^

 
楽譜

こちらの楽譜は著作権切れ(PD)のため、無料でダウンロードしていただけます^_^
PDF楽譜はコチラ!
valsenre.jpg valsenre2.jpg


運指(左手の指使い)もがんばって記入しました!
(この作業が地味に1番ツラい)

メロディの箇所はTAB数字を少し大きくしました。(よく見てね)

セーハの記号はC.**と表記しました。

例えば、C.2であれば2フレットをセーハする。という意味になります。


曲の構成
 
A→B→Cの3部形式です。

本来はAとBはそれぞれ繰り返しがあるのですが、ここではレイアウトの都合と手軽に弾いてもらいたいという理由から省略しました。

もし、フル尺で弾きたい場合は、ギターの原曲を聴くと繰り返す方法が理解できると思います。

演奏者によってはCの後、もう一回A,Bを弾く事もあります。

というのも、Cではハ長調に転調していますので、こういった場合は大体元の調に戻すためにダ・カーポする(最初に戻る)事が多いのです。

僕もギターで弾く場合はダ・カーポして弾いてます。


奏法
 
F.タレガの特徴のひとつですが、装飾音が多く登場します。

装飾音とは小さい音符で書かれたスラーの箇所です。
※(スラーとはプリング(p.)、ハンマリング(h.)の総称)

この装飾音を如何にオシャレに決めるかが、この曲のキモになります!

その他にも普通のスラーが多く登場します。

さらに!

ワルツのリズムを演出する為にスタッカート(楽譜内”・”の箇所)を取り入れています。

ここでは右手の親指で弦を弾いた後、親指をすぐに弾いた弦にのせるとスタッカートになります。


最後に

こういう企画って、クリスマスの時以来です。

こうやって、クラシックギターの名曲をウクレレ愛好家の方にも知ってもらえるのは凄く嬉しいです。

(この手の曲が教則本に収録される事はありませんので..笑)

ある意味、こういった活動も自分のアイデンティティのひとつだったりします。

少しでも楽しんでもらえたらなと思います!

早いテンポの曲ですが、最初は「遅すぎるかな」くらいで取り組んで、細かいテクニックは後から導入するという順序もオススメです。

良い曲は遅く弾いても、良さは変わらないものですよ。

最後までありがとうございます!!


  1. 2020/04/11(土) 09:48:04|
  2. ■無料楽譜
  3. | コメント:0

【無料楽譜】クリスマスの夜(カタルーニャ民謡)forウクレレ

2019.12.24
今年もギターのクリスマス曲をソロウクレレにアレンジしました^_^

今年で3回目となったクリスマス企画です!

ちなみに過去2回はコチラ^_^↓
①聖母の御子(カタルーニャ民謡)
②クリスマスの歌(A.バリオス)


動画

今年はカタルーニャ民謡の『クリスマスの夜(La Nit de Nadal)』という曲です。
(※出版社等によっては『凍った12月』というタイトルの場合もあります。)



M.リョベートがクラシックギターで弾けるように編曲した版が1番有名です。

今回のウクレレアレンジもリョベート版を参考にしました^_^
  
実際の民謡には、”キリストの降誕を喜ぶ意味合いの歌詞”が付いているのですが、僕はキリストをサンタに置き換え、クリスマスの夜にサンタを心待ちにしている子供の心情を表現した曲。として捉えています。

 
楽譜

1223.jpg12232.jpg
PDFダウンロードはコチラ!!
(※本曲は著作権切れ(PD)の為、自由にダウンロードしていただけます。)

今回も左手の運指をがんばって記入しました!(※この作業が地味に1番ツライです。)

セーハの箇所はカギカッコを記入してあります^_^

技術レベルは中級〜上級、テンポまで求めると上級かもしれません!


曲の構成
 
A→B→A'→B'の二部形式です。

可能であれば、BとB'セクションは速度を少し速めて弾くとワクワク感が出ます。(2拍子になる小節まで)

全体的に拍子がコロコロ変わりますが、今回はあまり深く気にせずTAB譜を追って弾いていただければ大丈夫です。
(※気にしなくて良い理由は長くなるので、ここでは割愛させて下さい^_^;)


似ててちょっと違う和音

この曲には、似てて微妙に違う和音がいくつか出てきます!

例えば、2小節目4小節目12小節目は基本同じフレーズなのですが、どれも微妙に和音が違うんです。

編曲する際、なるべく覚えやすくなるように同じ和音に統一してしまおうかなとも思ったのですが、
この微妙な和音の違いが、曲の印象を左右していると思い、原曲(リョベート版)通りに違う和音を採用しました。

僕の中では以下の感じで、それぞれの和音に違った心情があると思っています。

2小節目→「今日はクリスマス、やったあ!」
4小節目→「でもホントにサンタはウチに来てくれるかな。。。」
12小節目→「大丈夫、サンタはきっと来る!」

「サンタは本当に来てくれるのかな」という、楽しい一日だけど、ふと不安になってしまう子供心が見え隠れしているように思います。

是非、ゆっくりと和音の響きを確認しながら弾いてみて下さい


奏法
 
基本的には右手は親指(p)のみで弾けます。

ただし、BセクションとB'セクションの冒頭2小節は、親指だけだとちょっと忙しいので僕は12フレットを人差し指(I)で弾きました。

(ゆっくりのテンポを設定すれば、親指だけで問題なく弾けると思います!)

プリング(楽譜内pの記号)とハンマリング(楽譜内hの記号)も多く登場しますので、慌てずに^_^

A'セクションの1音目はスライド(楽譜内sの記号)です!


音楽用語

今回、かわいらしい曲調に反して色々と音楽用語が登場します。

登場する音楽用語を簡単に説明します^_^
①フェルマータ
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一般的には”任意の長さに伸ばす”という意味ですが、この曲では丁度1拍分、伸ばすと上手にまとまります。

②meno mosso(メノモッソ)
"少し遅く"という意味です。ちなみにメノは”少なく”、モッソは”動き”。

③dolce(ドルチェ)
"甘く柔らかに"という意味です。やさしく弾きましょう。

④a tempo (ア・テンポ)
”元の速さで”という意味です。ここではA'セクションで少し遅くしたので、それを元に戻す為に記入してあります。

こう考えると、色々難しく感じるかもしれませんが、動画を参考にして”なんとなく雰囲気”で弾いていただければ大丈夫です!


最後に

毎年、Twitterなどで反応してくれて、本当にありがとうございます!

配布した曲を通年で弾いて下さる方もいて、本当に感謝です!!

そして、毎年配布が遅くてスミマセン!
(これでもアップロードは今年が最速....)

この企画は、クラシックギターもやっている自分にしかできないウクレレ用のプレゼント企画というコンセプトでスタートしました。

加えて、クラシックギターのクリスマス曲は良いメロディだけど、一般的な知名度が低い為、本に載せたくても載せられないので、これを機に知ってもらえるようにしたい!という願いも込められています。笑

年々、曲のレベルが上がってきて、遂に今年は音楽用語まで登場してしまいました^_^;

というのも実は、
クラシックギターで弾くオリジナルのクリスマス曲は意外と少なく、且つ著作権切れとなるとこれまでの3曲しか思いつきません笑

なので、レベルは意図的に上げているのではなく、否応無く上がっているんですね笑

3曲しか無いとなると、今年で最終回なのか?!

んー、最終回かどうかはわかりませんが、今年で”クラシックギターのクリスマス曲”というコンセプトは一旦完結します。

次はギターのオリジナル曲じゃなくても良いかなあ。と思ったり。

でも、本に掲載できるような有名クリスマス曲をアレンジするのは、この企画ではちょと違うと思うんです。

マニアックで良い曲をとなると、結構難しいですね。

うーむ。

1年、考えてみます!笑
(クリスマスに関係する世界の民謡を採取する旅にでも出ようかな)

もし、また来年もアレンジできたら、もうちょっとだけ早くアップします!たぶん笑

最後までありがとうございました^_^

よいクリスマスを!!


  1. 2019/12/24(火) 15:31:47|
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【楽譜付き】マリアルイサの別バージョン!

2019.8.3
好きなテレビ番組は『アド街』と『なんでも鑑定団』です^_^


さて、今回は小品名曲シリーズ#3で紹介したサグレラスのマリア・ルイサの別バージョンをご紹介します!

国内の教則本や楽譜集では掲載されていない、珍しいバージョンです。



■サグレラスのマリア・ルイサver.2


いかがでしょうか?!

一般的なマリア・ルイサとは微妙に違っていますよね。

ver.2の方が、メロディが少しシャレています。

特に後半の転調部分は、このver.2の方がしっくりきます。(個人の感想)

作曲者や曲についての説明は、是非小品名曲シリーズ#3を参考にしてみて下さい^_^



■楽譜ダウンロード
今回は特別に楽譜を作成しました!

国内では入手困難のバージョンですので、この機会にぜひ^_^

PDFダウンロードはコチラ!!

Maria_Luisa_ver2.jpg maria_ver2.jpg

※サグレラスの楽曲は既に著作権切れ(PD)になっていますので、安心してダウンロードして下さい^_^

ちなみに、練習される際は曲の構成を意識しておくとスムーズに取り組めます。

この事は、全ての曲に共通して言えます。

マリア・ルイサは、
AーA'ーBーAーA'
という進行です!




最後までありがとうございました!

これまでのギター演奏はコチラ!

何かの参考になれば幸いです^_^





  1. 2019/08/03(土) 12:59:55|
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【楽譜付き】ウクレレでクリスマスの歌(バリオス)

2018.12.25

今年もクラシックギターで有名なクリスマスキャロルをウクレレ用にアレンジしました!

(ちなみに昨年は『聖母の御子』でした。楽譜等はコチラ!)

今年の曲はパラグアイの作曲家A.バリオス.マンゴレ『クリスマスの歌』です。



難易度的には中ー上級くらいでしょうか。

昨年の『聖母の御子』よりは難しいと思います^_^;



□バリオスと曲のタイトル
バリオスは現地でお札の顔に使用されていたりと有名人です。

ギターでもかなりの数の作品があります。

今回の『クリスマスの歌』はスペイン語で"Villancico de Navidad"というタイトル。

Villancicoは歌(キャロル)、Navidadはクリスマスという意味です。

ちなみにスペイン語でメリークリスマス!は¡Feliz Navidad!と言います。

先日の逗子教会のコンサートプレゼントしたCDのタイトルにもなっています^_^

IMG_0539.jpg



□構成
構成は全部で四つとなっていて、以下の進行になります。

Ⓐ→Ⓑ→Ⓒ→Ⓓ→Ⓑ→Ending

Ⓓセクションは転調してマイナー(短調)になります。

このマイナーセクションがクリスマスキャロルではちょっと珍しく、数多くのクリスマスキャロルと大きく一線を画す内容となっています。

そしてこのマイナー部分のおかげで、曲にストーリー性が生まれています。



□ストーリー
こちらの『クリスマスの歌』『聖母の御子』と違い、原曲に歌詞が付いていません。

加えて、作曲の意図も詳しく明らかにされていないので、この曲にどういった意味合いがあるのかは推測になってしまいます。

一般的には”キリストの誕生に対する喜び””大きな運命を背負って生きる事への憂い”(Ⓓセクション)が感じ取れるように思います。

ただ、全部で4つのセクションに構成されてている本曲は、映画のようにストーリーを立てやすい内容となっています。

主観になってしまいますが、自分なりのストーリーを組み立てて弾くのもおもしろいと思います。

ちなみに僕はこの曲を聴くと映画『スモーク』を思い出します。





□楽譜

この曲はすでに著作権切れですので、アレンジした楽譜をダウンロードできます!

PDFダウンロードはコチラ!!

僕の教則本同様、運指やセーハマークなども付けました!

(運指を打ち込む作業が地味にもの凄くツラかったです笑)

もちろんメロディにも色をつけています!(薄い青)

ぜひ、楽しんでみてください^_^

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□後記
「いやいやいや、25日に配布されても練習できないやん!」

と思われた方。

全くの正論です。

ホントすみません!!

練習が間に合わない方はメロディだけ楽しんだり、一部分だけ弾いたり、あとは来年用にお見知りおきいただければ幸いです^^;

去年の『聖母の御子』も嬉しい事に、今年の方がたくさん弾いていただいてます!

(こちらも配布したのはクリスマス・イブ(24日)だったので-_-)

来年この企画やるときはもう少し早めを心がけたいと思います!笑

どうか怒らないで^_^;

ちなみに僕がYouTubeにアップロードした他のバリオス作品は以下です。(クラシックギター演奏)

・フリア フロリダ

・最後のトレモロ

・大聖堂


こちらもご覧頂けたら嬉しいです!

それでは、よいクリスマスを!
(僕は、めちゃ飲んでます!)


  1. 2018/12/25(火) 02:07:36|
  2. ■無料楽譜
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【楽譜付】ウクレレで聖母の御子

2017.12.24

クラシックギターの編曲で有名な、
”聖母の御子”をウクレレで弾きました^_^


個人的に大好きな曲です。
もともとは、
スペイン北東部のカタルーニャ地方に伝わる民謡だそうです。
聖母はマリア様、御子はキリストらしいです。
自身の赤ん坊にやさしく「何をあげよう?」と、
語りかけるような歌詞が付されています。
素朴で、愛で包まれた素敵な曲です。

クリスマスキャロルではありますが、
ギターでは1年を通して親しまれています!


【楽譜】
seibo.jpgimg018.jpg

この曲はすでに著作権切れですので、
アレンジした楽譜をダウンロードできるようにしました!
ぜひ、楽しんでみたください^_^
(うっすらとメロディに色をつけています。)

PDFダウンロードはコチラ!
  1. 2017/12/24(日) 03:22:51|
  2. ■無料楽譜
  3. | コメント:0