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Blog「ギターもウクレレも」

クラシックギターとウクレレを演奏したり教えたり。逗子 横浜 渋谷 宮崎台。一人でも多くの方に楽器の楽しさを知ってもらえるように奔走中!

【Gt.】フェレールのタンゴno.3/小品名曲シリーズ#10

2020.4.5
お米と味道楽さえあれば、究極なんとかなるんじゃないかなと思ってます。




■フェレールの『タンゴNo.3』
さて、久しぶりの小品名曲シリーズ。
今回はJ,フェレールの『タンゴNo.3』を弾きました!

ホセ.フェレール(1835-1916)はスペインの作曲家、ギタリスト。

初級〜中級者向けで、舞曲系の作品がよく知られています。




■4つのタンゴ
フェレールにはこの他にも有名なタンゴが3つあり、それらを全てまとめて『4つのタンゴ』として知られています。

この『4つのタンゴ』は、それぞれ作品番号の異なるタンゴを便宜的にまとめたもののようです。

このまとめ方が世界共通なのかは、ちょっとわかりませんが以下の楽譜に収録されています。





■技術的なポイント
付点と3連符のリズムの弾きわけが大事です。

あと、装飾音も華やかに弾きたいですね。

順序立ててギターを学んできて『タンゴNo.3』に辿り着いた人は、もしかしたら重音の装飾音自体が初めてかも知れません。

装飾音によってリズムが崩れないようにしましょう^_^




■余談
なんと、フェレールと同じ名前のワインがあります!

ギター仲間が集まる場に、ひとつネタとして購入するのも面白いかも知れません。



どんな味がするのか、気になる...




最後までありがとうございました^_^

これまでの『小品名曲シリーズ』はコチラ!

何かの参考になれば幸いです!


  1. 2020/04/05(日) 23:41:45|
  2. 【Gt】小品名曲シリーズ
  3. | コメント:1

【Gt.】メルツのロマンス/小品名曲シリーズ#9

2019.7.12
YouTubeをやっていると、ありがたい事に時々海外の方からメッセージをいただく事があります。
先日も「Hi, Masago san!」という出だしのメールをもらいました。

どうも、マサゴです^_^


■メルツの『ロマンス』
さて、今回の小品名曲シリーズはJ.K.メルツの『ロマンス』を弾きました!

J.K.メルツ(1806-1856)はハンガリー出身のギタリストで、教育的作品のみならず数多くのコンサートピースも残しています。

ちなみに僕は大学の卒業試験で、同じ作曲家の『エレジー』という曲を弾きました^_^

卒業試験はホールで弾くのですが、初めてのホール演奏という事もあり、控え室でガムシャラに練習した記憶があります。



■弾きやすい
この曲は叙情的でありながら、大変弾きやすく、学びやすいです。

その為、教則本には必ずと言っていいほど掲載されています。

『ロマンス』というタイトルも、色々とイメージを膨らませてくれます^_^

やはりタイトル大事です。

rit.3連符などのリズムの変化も多く、初級者にとっては大切にしていきたいレパートリーです。



■技術的なポイント
基本的には2小節毎メロディーのまとまりを意識しながら弾き進めていきます。

その中で、以下の3つが主なテクニックポイントです。

①和音に含まれる高音弦のメロディを際立たせる
②3連符のリズム
③複付点のリズム


特に③の複付点については存在そのものが珍しく、この先も滅多に出てきません。


僕は以下のように置き換えて考えるようにオススメしています^_^

名称未設定#1


この置き換えがピンと来ない方は、ぜひ音符について復習しましょう!!



最後までありがとうございました^_^

これまでの『小品名曲シリーズ』はコチラ!

何かの参考になれば幸いです!


  1. 2019/07/12(金) 17:27:04|
  2. 【Gt】小品名曲シリーズ
  3. | コメント:0

【Gt.】月光(F.ソル)/小品名曲シリーズ#8

2019.7.5
近々、路上演奏をしたいなと画策中です。
アンプなど必要な道具は揃っているので、あとは”勇気”だけです^_^


■F.ソルの『月光』
さて、今回の小品名曲シリーズはF.ソル『月光』を弾きました!

F.ソル(1778-1839)はスペインの作曲家です。

よく「ギターのベートーヴェン」と、称されます。

超重要レパートリーのエチュードもあるし、今でもガンガン弾かれるコンサートピースもたくさんあります。

つまり、偉大という事です!

詳しくは是非Wikipediaを^_^

(そもそも、クラシックギター作曲家でWikipediaページがある人物は結構限られてます。)


■技術的なポイント
何と言っても、アルペジオを弾きながらメロディを際立たせるのがポイントです。

その為にはメロディをアポヤンドで弾くといいのですが、僕はアルアイレで弾いています。

理由はいくつかあるのですが、端的に言うと好みです!笑

ただ、練習としてアポヤンドは必ずやります。

やった上で、最終的にはアルアイレを選択しています。

加えて、メロディを弾く指を全てm(中指)で統一しています。

そうする事で、音の粒が揃いやすいという利点があります。

ちなみに同じタイプの曲にカヴァティーナ(S.マイヤーズ)があります。

このカヴァティーナも、僕はほぼ同じ考えで弾きます^_^


■月光というタイトル
この曲の正式タイトルは、"練習曲 作品番号35-22"です。

横文字にすると"エチュード オーパス(Op.)35-22"です。

なんとも味気ない...

昔のクラシック音楽では、こういった味気ないタイトルに誰が名付けたかわかりませんが、別のタイトルが付く場合があります。

奇しくもベートーヴェンの「月光ソナタ」もその類です。

ちなみに、この練習曲を『月光』と呼ぶのは、日本だけらいしいです。

にしても、うまいタイトルをつけたなあと感心します。



最後までありがとうございました^_^

これまでの『小品名曲シリーズ』はコチラ!

何かの参考になれば幸いです!


  1. 2019/07/05(金) 20:00:44|
  2. 【Gt】小品名曲シリーズ
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【Gt.】ト長調のワルツ(D.フォルテア)/小品名曲シリーズ#7

2019.6.30
先日、人生初の人間ドックを受けてきました。
噂のバリウム検査は、バリウムを飲む事よりあんなにグルグル回される事の方が驚きでした。





■D.フォルテアの『ト長調のワルツ』
さて、今回の小品名曲シリーズはD.フォルテアの『ト長調のワルツ』を弾きました!

D.フォルテア(1878-1953)はスペインの作曲家です。

フォルテアはF・タレガの弟子。

彼はマドリッドにフォルテア音楽文庫を設立し、数々のギター譜の出版に尽力しました。


■技術的なポイント
なんと言ってもグリッサンドでしょう!

英語ではスライドと言ったりします。

このスライドをオシャレに、さらっとキメられると、曲に華やかさが生まれます^_^


■ワルツ
この曲はギターを習ってから大体1〜2年ほどで弾く事が多いのですが、その時点でワルツのテンポで弾くのは少し難しいかもしれません。

僕もレッスンでは、特別速いテンポは求めていません^_^

しかし、”ワルツらしさ”は必ず表現したい所です!

同じ3拍子の舞曲、メヌエットとしっかり差別化できるといいですね。

ワルツとメヌエットはそれぞれ”拍を感じる位置”が違いますので、気を付けましょう!


■フォルテアのラグリマ
フォルテアは師タレガの超名曲『ラグリマ』の出版を手がける際、8小節の新しいメロディを書き加えたりもしました。

それがコチラ!↓

「余計な事をしやがって」と思う方もいるかもしれませんが、僕はフォルテアのメロディ、結構好きです^_^



最後までありがとうございました^_^

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  1. 2019/06/30(日) 10:22:54|
  2. 【Gt】小品名曲シリーズ
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【Gt.】雨だれ(G.C.リンゼイ)/小品名曲シリーズ#6

2019.6.27
すっかり梅雨です。
この季節、水とりぞうさん(湿気取り)の溜まった水を捨てるのが快感で仕方ないです。
ちなみに、あの紙の蓋は何か意味があるのでしょうか。



■リンゼイの『雨だれ』
さて、今回の小品名曲シリーズはG.C..リンゼイの『雨だれ』を弾きました!


リンゼイ(1855-1943)はアメリカ出身の女性ギタリストで、知られている作品は恐らく『雨だれ』だけだと思います。

多くが謎に包まれています>_<


■大人気
そんな謎のリンゼイですが、この『雨だれ』は大人気です!

趣味でギターを楽しむ人たちの間で、人気曲になる為には、大きく3つの要素が必要だと勝手に思っています。

①メロディの耳馴染みが良い
②技術的にがんばれば弾ける可能性を感じられる
③曲にタイトルがついている


特にのタイトルは重要です。

クラシックギターを体系的に学ぶと、”ワルツ”とか”アンダンテ”とか形式や速度がタイトルになった曲が続きます。

その中で、こういった『雨だれ』なんていうイメージ湧きやすい曲が突如現れると、めちゃモテます^_^

(ちなみに月光、ラグリマノクターンしかり、全て3大要素が当てはまります!)


■技術的なポイント
僕がレッスンでもっとも大事にするのは、各セクションの弾き分けです。

この曲は小ロンド形式と言いますか、常にテーマメロディに戻ってきます。
A(テーマ)→B→A→C→A

このA,B,Cの各セクションをしっかり弾き分ける事で、曲が飽きずに流れていくと思っています。

最初はちょっと大げさくらいが丁度いいです!



最後までありがとうございました^_^

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何かの参考になれば幸いです!


  1. 2019/06/27(木) 16:46:57|
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