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Blog「ギターもウクレレも」

クラシックギターとウクレレを演奏したり教えたり。逗子 横浜 渋谷 宮崎台。一人でも多くの方に楽器の楽しさを知ってもらえるように奔走中!

【Gt.】メルツのロマンス/小品名曲シリーズ#9

2019.7.12
YouTubeをやっていると、ありがたい事に時々海外の方からメッセージをいただく事があります。
先日も「Hi, Masago san!」という出だしのメールをもらいました。

どうも、マサゴです^_^


■メルツの『ロマンス』
さて、今回の小品名曲シリーズはJ.K.メルツの『ロマンス』を弾きました!

J.K.メルツ(1806-1856)はハンガリー出身のギタリストで、教育的作品のみならず数多くのコンサートピースも残しています。

ちなみに僕は大学の卒業試験で、同じ作曲家の『エレジー』という曲を弾きました^_^

卒業試験はホールで弾くのですが、初めてのホール演奏という事もあり、控え室でガムシャラに練習した記憶があります。



■弾きやすい
この曲は叙情的でありながら、大変弾きやすく、学びやすいです。

その為、教則本には必ずと言っていいほど掲載されています。

『ロマンス』というタイトルも、色々とイメージを膨らませてくれます^_^

やはりタイトル大事です。

rit.3連符などのリズムの変化も多く、初級者にとっては大切にしていきたいレパートリーです。



■技術的なポイント
基本的には2小節毎メロディーのまとまりを意識しながら弾き進めていきます。

その中で、以下の3つが主なテクニックポイントです。

①和音に含まれる高音弦のメロディを際立たせる
②3連符のリズム
③複付点のリズム


特に③の複付点については存在そのものが珍しく、この先も滅多に出てきません。


僕は以下のように置き換えて考えるようにオススメしています^_^

名称未設定#1


この置き換えがピンと来ない方は、ぜひ音符について復習しましょう!!



最後までありがとうございました^_^

これまでの『小品名曲シリーズ』はコチラ!

何かの参考になれば幸いです!


  1. 2019/07/12(金) 17:27:04|
  2. 【Gt】小品名曲シリーズ
  3. | コメント:0

【Gt.】月光(F.ソル)/小品名曲シリーズ#8

2019.7.5
近々、路上演奏をしたいなと画策中です。
アンプなど必要な道具は揃っているので、あとは”勇気”だけです^_^


■F.ソルの『月光』
さて、今回の小品名曲シリーズはF.ソル『月光』を弾きました!

F.ソル(1778-1839)はスペインの作曲家です。

よく「ギターのベートーヴェン」と、称されます。

超重要レパートリーのエチュードもあるし、今でもガンガン弾かれるコンサートピースもたくさんあります。

つまり、偉大という事です!

詳しくは是非Wikipediaを^_^

(そもそも、クラシックギター作曲家でWikipediaページがある人物は結構限られてます。)


■技術的なポイント
何と言っても、アルペジオを弾きながらメロディを際立たせるのがポイントです。

その為にはメロディをアポヤンドで弾くといいのですが、僕はアルアイレで弾いています。

理由はいくつかあるのですが、端的に言うと好みです!笑

ただ、練習としてアポヤンドは必ずやります。

やった上で、最終的にはアルアイレを選択しています。

加えて、メロディを弾く指を全てm(中指)で統一しています。

そうする事で、音の粒が揃いやすいという利点があります。

ちなみに同じタイプの曲にカヴァティーナ(S.マイヤーズ)があります。

このカヴァティーナも、僕はほぼ同じ考えで弾きます^_^


■月光というタイトル
この曲の正式タイトルは、"練習曲 作品番号35-22"です。

横文字にすると"エチュード オーパス(Op.)35-22"です。

なんとも味気ない...

昔のクラシック音楽では、こういった味気ないタイトルに誰が名付けたかわかりませんが、別のタイトルが付く場合があります。

奇しくもベートーヴェンの「月光ソナタ」もその類です。

ちなみに、この練習曲を『月光』と呼ぶのは、日本だけらいしいです。

にしても、うまいタイトルをつけたなあと感心します。



最後までありがとうございました^_^

これまでの『小品名曲シリーズ』はコチラ!

何かの参考になれば幸いです!


  1. 2019/07/05(金) 20:00:44|
  2. 【Gt】小品名曲シリーズ
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【Gt.】ト長調のワルツ(D.フォルテア)/小品名曲シリーズ#7

2019.6.30
先日、人生初の人間ドックを受けてきました。
噂のバリウム検査は、バリウムを飲む事よりあんなにグルグル回される事の方が驚きでした。





■D.フォルテアの『ト長調のワルツ』
さて、今回の小品名曲シリーズはD.フォルテアの『ト長調のワルツ』を弾きました!

D.フォルテア(1878-1953)はスペインの作曲家です。

フォルテアはF・タレガの弟子。

彼はマドリッドにフォルテア音楽文庫を設立し、数々のギター譜の出版に尽力しました。


■技術的なポイント
なんと言ってもグリッサンドでしょう!

英語ではスライドと言ったりします。

このスライドをオシャレに、さらっとキメられると、曲に華やかさが生まれます^_^


■ワルツ
この曲はギターを習ってから大体1〜2年ほどで弾く事が多いのですが、その時点でワルツのテンポで弾くのは少し難しいかもしれません。

僕もレッスンでは、特別速いテンポは求めていません^_^

しかし、”ワルツらしさ”は必ず表現したい所です!

同じ3拍子の舞曲、メヌエットとしっかり差別化できるといいですね。

ワルツとメヌエットはそれぞれ”拍を感じる位置”が違いますので、気を付けましょう!


■フォルテアのラグリマ
フォルテアは師タレガの超名曲『ラグリマ』の出版を手がける際、8小節の新しいメロディを書き加えたりもしました。

それがコチラ!↓

「余計な事をしやがって」と思う方もいるかもしれませんが、僕はフォルテアのメロディ、結構好きです^_^



最後までありがとうございました^_^

これまでの『小品名曲シリーズ』はコチラ!

何かの参考になれば幸いです!


  1. 2019/06/30(日) 10:22:54|
  2. 【Gt】小品名曲シリーズ
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【Gt.】雨だれ(G.C.リンゼイ)/小品名曲シリーズ#6

2019.6.27
すっかり梅雨です。
この季節、水とりぞうさん(湿気取り)の溜まった水を捨てるのが快感で仕方ないです。
ちなみに、あの紙の蓋は何か意味があるのでしょうか。



■リンゼイの『雨だれ』
さて、今回の小品名曲シリーズはG.C..リンゼイの『雨だれ』を弾きました!


リンゼイ(1855-1943)はアメリカ出身の女性ギタリストで、知られている作品は恐らく『雨だれ』だけだと思います。

多くが謎に包まれています>_<


■大人気
そんな謎のリンゼイですが、この『雨だれ』は大人気です!

趣味でギターを楽しむ人たちの間で、人気曲になる為には、大きく3つの要素が必要だと勝手に思っています。

①メロディの耳馴染みが良い
②技術的にがんばれば弾ける可能性を感じられる
③曲にタイトルがついている


特にのタイトルは重要です。

クラシックギターを体系的に学ぶと、”ワルツ”とか”アンダンテ”とか形式や速度がタイトルになった曲が続きます。

その中で、こういった『雨だれ』なんていうイメージ湧きやすい曲が突如現れると、めちゃモテます^_^

(ちなみに月光、ラグリマノクターンしかり、全て3大要素が当てはまります!)


■技術的なポイント
僕がレッスンでもっとも大事にするのは、各セクションの弾き分けです。

この曲は小ロンド形式と言いますか、常にテーマメロディに戻ってきます。
A(テーマ)→B→A→C→A

このA,B,Cの各セクションをしっかり弾き分ける事で、曲が飽きずに流れていくと思っています。

最初はちょっと大げさくらいが丁度いいです!



最後までありがとうございました^_^

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  1. 2019/06/27(木) 16:46:57|
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【Gt】C.ヘンツェ 緑の木陰にて/小品名曲シリーズ#5

2019.3.16
3月になり、もうダウンコートはミスマッチな季節になりましたが、暖かいのは雰囲気だけでまだまだ全然寒くて困っています。


■C.ヘンツェの『緑の木陰にて』
今回の小品名曲シリーズはC.ヘンツェの『緑の木陰にて』を弾きました!


C.ヘンツェ(1872-1946)はドイツの作曲家です。

少し前に同じ作曲家のノクターン(夜想曲)という作品を弾きました。

C.ヘンツェはこの2曲が代表作です。

小品ながら非常にメロディアスで人気が高いです


■技術的なポイント
まずは2小節にまたぐフレーズのまとまりを表現する事が、1番大事かと思います!

その為には2小節間を、
少し弱めに弾き始めて、真ん中で盛り上げて、また少し弱く終える
という山型を意識しましょう^_^


■消音
『緑の木陰にて』は消音(ミュート)も中々やっかいです。

全てを表現しようとすると技術的に非常に困難になり、弾けなくなってしまいます。

ですので、あまり神経質になる必要は無いと思っています。

ただ、レッスンではAメロ、偶数小節の伴奏部分(ズチャ、ンチャ)の”ン”だけは必ず表現してもらっています^_^



最後までありがとうございました^_^

これまでの『小品名曲シリーズ』はコチラ!

何かの参考になれば幸いです!


  1. 2019/03/18(月) 08:59:03|
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