Blog「ギターもウクレレも」

クラシックギターとウクレレを演奏したり教えたりしています。逗子 横浜 渋谷。Tipsタイトルの【Gt】マークはギター向け、【Uk】マークはウクレレ向けになります!

ゆっくり弾く練習 その4


【その4】ゆっくりにして合理的な左の指使いを見直す!〜ガイドフィンガー編〜

ゆっくりにする事で脳の処理速度に余裕が生まれます。
なので、気にできるポイントが増えます!
【その4】からの後半はそのあたりの事を述べていきたいとおもいます!
少し細かい話になっていきます。

今回もウクレレの譜面を利用して解説していきます!
(ギターでも同じです。)

それでは以下のフレーズを見てください。

1.jpg

みなさんなら運指(左指の動かし方のこと)をどうしますか?

3フレットはなんとなく薬指で押さえたくなります。
しかし、そうすると次のコードを押さえる際、
薬指がジャンプするような感じになり、
コードの指を”ゼロ”から作り直すことになるので準備に時間がかかってしまいます。
こういう場合3フレットは小指にします。

burog1.jpg

そうする事で次のコードへ小指を軽く滑らせて5フレットに移動ができます。
これだと3フレットの音が切れませんし、次のコードも押さえやすくなります。
このように次に使用する指と前の指共通させて横移動することをガイドフィンガーと言います。
前の音の指が、次の押さえを”ガイド”しているのでガイドフィンガーと呼ばれています。


もうひとつ例を。

burog2.jpg

2フレットは中指ではなく、薬指を滑らせてきます!

イレギュラーな指使いになることが多いので譜面には指の記号を書いておきましょう!

僕の著書「3ステップウクレレ」では全ての音に運指が付いているのですが、
このガイドフィンガーを利用している部分もたくさんあります。
(ページの都合上ガイドフィンガーという言葉は使っていませんが。)

ゆっくりにして無駄な運指がないか確認してみましょう!
良い運指が発見できたときは嬉しいものです。


  1. 2015/01/30(金) 22:38:32|
  2. ■レッスン覚書(ギター,ウクレレ)
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ゆっくり弾く練習 前半まとめ


ちょっと前半のまとめを。

ここまで3回にわたって”ゆっくり弾く”意味や練習の仕方を述べてきました。
前半の全3回を簡潔にまとめると、
ゆっくりにして”基本的な練習を丁寧にやる事(再確認する事)”だと言えます。

【その1】足でオモテ、ウラを把握する!
【その2】ゆーっくりで良いので一定のテンポで弾けるようにする!
【その3】3拍子なのか、4拍子なのか、、拍子を気にして一定の周期で弾く!
どれも音楽の基本です!

どうしても、”音を出す事”、”技術的な事”ばかりに意識がいってしまい
この辺りの事を忘れてしまいがちです。
再確認の為にも、ゆっくりにして落ち着いて確認してみましょう!というのが前半でした。

そして上記3つのポイントがクリアできる事により
”クセの無いフラットな状態”を作る事が可能になります。
技術的に弾けないと思っていた所も、
この”フラットな状態”であれば意外と弾けるようになる事もあります。

ただ、全部が全部克服できるようになるかというと中々そうはいきません。。。
どうしても技術的に困難な箇所はいくつか残ってしまう場合があります。

なので、後半はゆっくりにして”技術的なヒントを発見する”を数回に分けて考察していきたいです!
20150126140837d20.jpg


  1. 2015/01/26(月) 13:35:04|
  2. ■レッスン覚書(ギター,ウクレレ)
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ゆっくり弾く練習 その3


”その2”の記事を少し修正しました!
一定のテンポで弾くのは目標のテンポの半分くらいでできれば大丈夫です。

【その3】拍子をとる(一定の周期で弾く)
段々専門的になってきます!
拍子について、クラシックギターの方は意識されている方も多いかと思いますが、
ウクレレでは中々話題にあがる事が無いかもしれません。

音楽の場合1拍目がとても大事になってきます。
例えば以下のフレーズは1拍目を気にしないで4分音符を連続でしたもの。
試しに1弦の開放で弾いてみてください。
20150125144944188.jpg
これでは拍子がわかりません。。。

次に1拍目を意識した演奏。3回に1回、少し強く弾きます。
以下のようになります。
2015012514495559a.jpg
これによりひとつの周期(グルーブ)が生まれ、3拍子なのか4拍子なのかがわかるようになりました。
(ちなみに上の絵は3拍子)

実際の曲ではメロディやリズムに変化があるので
あまり意識しなくても”それらしく”聞こえるのですが、
上のような超シンプルな譜例ですと意識しないとなんなのかわかりません。
という事は、、、
本来、曲でも意識するべきだという事が見えてきます。

練習としましては必ず1拍目を強くして弾きます。
本当は強く弾くというよりは、”重きをおく”とか”大事にする”と言った方がニュアンスは近いです。
レッスンでは1拍目で必ず身体を落とすという作業をやってもらう事もあります。
そうすると自然とある程度強くなります。

やってみると、1拍目ではないのに思わず身体を落としてしまう箇所があるはずです。
そういう所は”クセ”ですので直しましょう!

ちなみに全部が全部、1拍目を強くするとゴツゴツした変な演奏になりますので
最終的には色々変化させていくのですが、
あくまで”基本”という事で、できた方がいいです。

特にクラシックギターやソロウクレレのような独奏スタイル(ドラムやリズムを刻む人がいない)ではとても大事です。
できている人の演奏は安心して聴く事ができます。

拍子についてはそれだけで話がものすごく長くなってしまうので
また別の機会にもう少し詳しく考察したいです。

今回は”一定の周期でゆっくり弾く”という事でした!
とにかくフラットな状態を作っておきましょう。

次回は苦手箇所を”ゆっくり”で克服していくシリーズです。
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  1. 2015/01/25(日) 19:17:50|
  2. ■レッスン覚書(ギター,ウクレレ)
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おすすめメトロノーム

前回の記事でちょこっと話題にあがったメトロノームについてオススメを聞かれました。

どこをポイントとして捉えるのかでオススメ機種は変わってくるかと思います!
•携帯性
•チューナー付き
•電子音はヤダ
•ゼンマイを巻きたい  などなど。

僕の場合、何をポイントに購入したかと言うと
”デザイン”と”音色”、”少しの使いやすさ”です。

こちらの機種を使用しています。
201501232356145db.jpg
(KORG KDM-2)

このデザインが非常に気に入りました。
携帯性が重視されている昨今、この大きさは非国民です。
電子音は「ピッピッ」ではなく「ポク、ポク」と耳に優しい音です。

20150123235631856.jpg
(上から見た状態)
立派なスピーカーがついているので、大音量です。

僕の場合、机のすぐ近くで練習するのですが、
そうでない方は置き場所に困るので、あまりお勧めできないかも。。。

今はアプリでもメトロノームはたくさんあるので
とにかく1つは手に入れましょう!


  1. 2015/01/24(土) 21:12:55|
  2. ■楽器、機材、道具
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ゆっくり弾く練習 その2


【その2】一定のテンポで弾けるようにする。

とにかく、ゆっくりで良いので、
一定のテンポで最後まで弾いてみましょう!

これも意外とできてない事があります。
色々発見できますので、
曲を仕上げる時に1度はやっておくといいです。
(本当は音をとる段階で【その1】と【その2】はできているのが理想です。)

これは【その1】の練習とは違い、必ずメトロノームを使用します。
足はやはり踏みましょう。

もし最終的にBPM100くらいで弾きたいのであれば、
その半分の速度くらいでできればOKです。
余裕があるからと言って、あまり速くしすぎないようにしてください。
あくまでゆっくり。

どうしてもハシる!我慢できない!等の症状がある方は
演奏中、いつも何かに追われてるように弾いてる方、
どうしても慌ててしまう方かもしれません。

【その1】同様、とにかくフラットな状態を作る為の”ゆっくり弾く作業”です。

ちなみに技術的に難しい箇所も半分くらいのテンポであれば
止まらずに弾けるようにしましょう。
ゆっくりでいいので流れで弾けるようにしておく事で
良いイメージを抱けるようになります。

「ここは難しいから今はまだこのテンポで弾けないだけなんだ、
あとでピックアップして練習すればいいや」と思っている所、
意外とゆっくりにしてみても弾けない事があります。
確認してみましょう!

次回は”ゆっくりにして拍子を感じる”です!

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  1. 2015/01/23(金) 23:59:15|
  2. ■レッスン覚書(ギター,ウクレレ)
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ゆっくり弾く練習 その1


【その1】「1と2と、、」と足でリズムとりながら弾けるか確認する。

ゆっくり弾きながら、
正確にリズム割りができているか(単純に楽譜が読めているか)、
箇所によって”変なクセ”がないかを確認しましょう。
フラットな状態を作ることを目指します!

練習方法としましては「1と2と、、、」と足を踏みます。
201501221840131b2.jpg
(オモテ拍で踏んで、ウラ拍でビシッとあげます)

この中に音符を当てはめていきます。
3連符などの奇数のかたまり以外は
全てこの中にあてはまるはずです。

16部音符などの細かいフレーズも正確に当てはめましょう!
ハシったりしないように。

例えば、下のようなフレーズであれば
矢印の位置でちゃんと足を踏んだり、あげたりできていますでしょうか。
20150122184026087.jpg
(アラビア風奇想曲/タレガ)

特に、足をあげるタイミングは慣れていないとズレやすいです。
ゆっくり弾いて、しっかりとウラ拍てあがってるか確認しましょう!

続いてよくある失敗例が、
苦手なフレーズや難しいフレーズなどで足が止まってしまうパターン。
これは苦手箇所の直前で「むっ」と力んで呼吸を止めてしまったり、
間に合わないと思い、手の動きなどを急ぎすぎてリズムが乱れたり、
弾く事(音を出す事)に一所懸命になりすぎて(余裕が無い)
足がおろそかになるなどが原因として考えられます。
こちらもゆっくり弾いて
フラットな状態が作れるようにがんばりましょう!

これらの作業はフリーテンポ(一定のテンポではない事)で構わないと思います。

とにかくリズムに対してクセのない状態を作っておくのが大事です。

たまにCDや耳馴染みのテンポでしか弾けない人(ゆっくり弾けない人)がいらっしゃいますが、
そういう方はちゃんと楽譜が読めていない場合もありますので、
特に入念にやりましょう。

次回は一定のテンポでゆっくり弾く話です。

  1. 2015/01/22(木) 21:45:51|
  2. ■レッスン覚書(ギター,ウクレレ)
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ゆっくり弾く練習 序文


楽器をやっていて先生からゆっくり弾きなさい!と
ほとんどの人が言われたことがあるのではないかと思います。
僕も散々言われてきましたし、
今となっては生徒さんに対してレッスンで言うことが多々あります。

以前、あるマエストロに「早く弾けるようには?」と
質問をしたら「ゆっくり弾く事」と言われました。
また別のマエストロにも
「オススメの練習曲とかありますか」と聞いたところ
「んー、たくさんあるけど、まあとにかくゆっくり弾く事が大事。」と言われました。

いやいや、ゆっくりはやってるんだけど
最終的なテンポになると結局弾けないから悩んでるわけで、、、
と、その当時の僕はいまいちピンときてませんでした。

実はこの"ゆっくり弾く"という作業には
たくさんの意味、目的があることが
最近ようやくわかり始めました。
ただ機械的にゆっくり弾いてるだけではダメなんです。

この辺りの事について、
明日から数回に分けて考察していきたいと思います。

言われたとおりゆっくり練習してるけど、速くならない!
ゆっくりなら弾けるけど最終的なテンポではやっぱり弾けない!
などの悩みの方のヒントになればいいなと思います!

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  1. 2015/01/21(水) 21:07:54|
  2. ■レッスン覚書(ギター,ウクレレ)
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Five.O装着


HF-2にピックアップをつけました!
この先、ライブハウスのような場所や、
野外に近い場所で弾く機会が出てきそうなので思い切って改造してもらいました。

ピックアップはFive o というものです。

まだ試し弾きしかしてないのですが、
中々良さそうな気がします。

エンドピンが付き、ここにシールドをさします。

さりげなくボリュームつまみがあるのが
Five.Oの良い所。


あと、2032電池なので
重さも気になりません!


この辺りはプレイヤーにとって嬉しいですよね。

今後、プリアンプなど色々試して
納得の音を作っていきたいです。

ちなみにペグも違うものに変えようか思案中。
カマカ純正のは精度がいまひとつなんです。。。
なんて、1度改造しだすと
あっちもこっちもやりたくなってきてしまうんですよね。
原型なくなっちゃったりして。


  1. 2015/01/19(月) 21:08:04|
  2. ■楽器、機材、道具
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【ウクレレ】おすすめブログ

ウクレレ関連のおすすめブログを紹介します!
こちら
「かどさん と ウクレレ」

僕自身、偶然見つけたサイトなのですが、
更新頻度も高く、ウクレレに特化した情報が満載なので
読んでいておもしろいです。

かどさんは会社員と両立しながら
ウクレレプレイヤーとしても
活動している、凄まじい方です。
プレイスタイルは一貫して”ジャカソロ”!
YouTubeでの総再生回数160万回!
すごい。

YouTubeはこちら

いつかどこかでお会いできたらと思います!
396da492-s.jpg
(写真借りちゃいました。)
  1. 2015/01/18(日) 21:25:47|
  2. ■ウクレレ全般
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3〜5弦のハイポジションの音名


最近、溝淵浩五郎 著の”カルカッシ•ギター教則本”を
さーっと弾いています。
(恥ずかしながら今までこの本はやった事ありませんでした。)
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いわゆる”溝カル”ですが、
大ざっぱな内容としましては以下のような感じ。

各調の音階、アルペジオ、練習曲
(C,G,D,A.F,E,Am,Em,Dm)

スラーなどの奏法

ハイポジションの練習

練習曲
という流れです。

説明文などは非常に真面目で専門書といった感じ。
この本からギターをスタートする人は
果たして続くのだろうかという
どうでもいい心配をしてしまいます。
逆に、続いた人はかなりのギターマニアになる事と思われます。

初心者の方にはやや厳しいですが
中級者以上の方には"再確認用"としておすすめの本です!
まず各調ごとに別れていますので
調の再確認によいです。
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ハイポジ練習は非常に使えます!
201501081307530e7.jpg
ハイポジションの音って覚えにくいですよね。
1、2弦はまだ使用頻度が高いので覚えられるんですが、
3〜5弦あたりはパッと音名が思い出せない方も多いと思います。
この本では各ポジションからほぼ移動しないで(無理矢理にでも)
音がとれる曲が掲載されていますので
嫌でも3〜5弦あたりの音の練習になります。

何かたまにはエチュードでもやらないとなあ、
と感じている中級者の方は是非!

似ている本では
ヤマハのクラシックギターコースシリーズがあります。
あちらはポピュラー曲が多く、コードについても学べます。
初心者にはヤマハの方がとっつきやすいかもしれません。
(だいぶ古い本ですが)
ちなみにヤマハの方は独特の挿絵も必見です。
シュルレアリスムの感覚を同時に養えます。



  1. 2015/01/17(土) 23:12:11|
  2. ■クラシックギター全般
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